「じぶんの積立」ってどんな保険なの?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容は次のとおりです。
- 明治安田生命「じぶんの積立」の概要
- おすすめの個人年金の紹介
生命保険てほんといろんな会社から、いろんな種類が出ていて、何が何だか分かりにくいですよね。
本記事をを読め終えると、明治安田生命の「じぶんの積立」に加入すべきか、理解できると思います。
目次
【結論】「じぶんの積立」に入る必要なし
結論からいいます。「じぶんの積立」に入る必要はありません。
なぜなら、「じぶんの積立」は、保険とは名ばかりの積立商品であり、保険に関心のない若い人を取り込むための商品だからです。
必ずほかの保険を営業されますので、無駄な保険に入りたくない人は加入しないでください。
「じぶんの積立」はメリット一つだけ
「じぶんの積立」は明治安田生命から発売されています。
当初5年間はまったく増えませんが、途中で解約しても元本割れしないのが特徴です。
災害死亡だけ1.1倍の保障をするだけで、保険とは名ばかりの定期積金と同じような商品です。
以下に、概要をまとめました。
- 満期保険金:払った保険料の103%
- 災害死亡給付金:払った保険料の1.1倍
- 死亡給付金(災害以外):払った保険料と同額(払込期間中)、積立金の額(払込後)
- 解約返戻金:いつ解約しても元本割れしない
【メリットはコレだけ】いつ解約しても元本割れしない
明治安田生命「じぶんの積立」のメリットは、いつ解約しても元本割れしないことです。
たとえば、毎月5,000円払うケースを見てみましょう。
まず、2行目を見てください。保険料の総額です。
3年間(36か月)払うと、保険料の総額は、5,000円×36か月=180,000円です。
次に、3行目を見てください。解約返戻金です。
1,800,000円で、保険料の総額とおなじです。
いつ解約しても元本割れしない保険は、めずらしいです。
明治安田生命が「じぶんの積立」を売る理由
明治安田生命が「じぶんの積立」を売る理由は、保険に関心のない若い人をとりこむためです。
なぜなら、「じぶんの積立」は、いつ解約しても元本割れしないので、保険会社は完全に赤字だからです。
入ってくれやすい商品(じぶんの積立)を売って、そのあとに別の保険をすすめる戦略です。
このような商品をドアノック商品といいます。
たとえば、ソニー生命の学資保険もドアノック商品です。
保険会社と営業マンに何のうまみもないので、必ずほかの保険をすすめてきます。
ムダな保険に入りたくない人は加入しないでください。
保険とは名ばかり【定期積金とおなじ】
明治安田生命「じぶんの積立」は、いつ亡くなっても保険料とほぼ同じ額がもどってくるだけです。
ただし、払込期間中の災害死亡は1.1倍で、唯一「保障」と呼べます・・・。
また、高度障害や保険料払込免除の保障は一切ありませんので、保険として売っているのがナゾです。
生命保険料控除が使えるから、実質返戻率はもうすこし高い?
明治安田生命「じぶんの積立」は、いちおう、生命保険なので生命保険料控除が使えます。
なので、節税効果もあわせると、定期積金よりは有利なはずです。
でも、積み立てるだけの目的のために、あえて保険をえらぶ理由はありません。
前述のように、「じぶんの積立」はドアノック商品なので、あとから別の保険をすすめられる可能性が高いです。
ムダな保険に入りたくない人は、むやみに飛びつかないことをおすすめします。
積立したい人におすすめ:JA共済「ライフロード」
明治安田生命「じぶんの積立」は10年物の商品です。10年ではなくもうすこし長期的なスパンで考えてみましょう。
以前マスコミで炎上していた「老後資金2,000万円問題」をおぼえていますか?
本質は「年金制度が破綻する」ではなく、国は長期にわたって分散投資しましょうというスタンスです。
コツコツ積み立てて、各々が老後に備えてねというメッセージです。
備え方の一つに個人年金保険があります。
おすすめの個人年金保険は、JA共済の「ライフロード」です。
- メリット① 予定利率が変動する
- メリット② 年金が増額する
- メリット③ 2つの告知で加入できる
JA共済「ライフロード」は、以下の記事で解説しています。
>>【個人年金保険】賢いあなたにおすすめ【JA共済のライフロード】
まとめ:「じぶんの積立」は入らないほうが無難
本記事のまとめです。
- 「じぶんの積立」はドアノック商品。あとから他の保険を営業される。
- 保険とは名ばかりで、定期積金とおなじ。
- 将来のために積立するなら、JA共済「ライフロード」がおすすめ。
もっと詳しく調べたい人は資料請求してみてくださいね。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。