日本生命「ニューインワン」3つのデメリット【元査定担当者が解説】

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ニューインワンをすすめられている人
ニューインワンをすすめられている人

日本生命「ニューインワン」をすすめられている。

短い入院なら得しそうだから、正直入ろうか迷っている。

ただ、後悔はしたくないので、デメリットを教えてほしい。

こんな疑問にお応えします。

本記事では、日本生命「ニューインワン」のデメリットを3つ解説しています。

  • 入院90日以上は増えない
  • 入院1・30・60・90日の4段階しかない
  • 入院中の手術は対象外

僕は、生命保険の支払実務を4年間経験しています。

この記事を読めば、日本生命「ニューインワン」に加入してよいかどうか分かりますよ。

それではいきましょう。

日本生命「ニューインワン」は正直微妙

結論として、日本生命「ニューインワン」は、おすすめしません。

なぜかというと、以下のようなデメリットがあって、本当に必要なときに保障が受けられない可能性があるからです。

  • 入院90日以上は増えない
  • 入院1・30・60・90日の4段階しかない
  • 入院中の手術は対象外

まず、ニューインワンの概要を説明していきます。

日本生命「ニューインワン」の基本情報

日本生命「ニューインワン」更新タイプ 日本生命ホームページより
日本生命「ニューインワン」更新タイプ 日本生命ホームページより

日本生命「ニューインワン」の概要は、次のとおりです。

  • 発売日  :2019年4月2日
  • 加入年齢 :3~74歳
  • 解約返戻金:なし(終身タイプの場合は、払込終了後は入院給付金額)
  • 付加できる特約:保険料払込免除特約
  • 保障内容 :下表をごらんください。

保障内容は、以下のとおりです。

給付金支払事由支払額支払限度
入院給付金入院日数が1・30・60・90日に達したとき入院給付金額100回
外来手術給付金外来で手術を受けたとき入院給付金額×10%30回
先進医療給付金先進医療を受けたとき技術料通算2,000万円
先進医療サポート給付金先進医療給付金が支払われるとき20万円(技術料が上限)一連の治療で1回まで

医療保険の主流は「日額タイプ」といって、入院した日数に応じて支払われる保険金の額が変わる商品が多いです。

ところが、日本生命の「ニューインワン」は、思い切って日額タイプではなく「一時金タイプ」にかじを切りました。

主なメリットは、次の2つです。

  • メリット① 入院が短かった場合は、得する
  • メリット② 保険会社の事務負担が軽減する

日本生命「ニューインワン」3つのデメリット

ニューインワンのデメリットは、以下の3つです。

  • デメリット① 入院90日以上は増えない
  • デメリット② 入院1・30・60・90日の4段階しかない
  • デメリット③ 入院中の手術は対象外

デメリット① 90日以上入院しても給付金は変わらない

ニューインワンは、90日以上入院しても、受け取れる給付金は変わりません。

90日入院しても、180日入院しても、360日入院したとしても、120万円です。

デメリット② 入院給付金は4段階しかない

ニューインワンの入院給付金は、1・30・60・90日ごとでしか金額が変わりません。

具体的には以下のとおりです(入院給付金額=30万円の場合)。

  • 1日目・・・・30万円
  • 30日目・・・60万円
  • 60日目・・・90万円
  • 90日目・・・120万円 ←MAX

入院1か月ごとに受け取れる金額が増えていく保険です。言い換えれば、不公平感が出やすい仕組みです。

例えば、29日入院した人と、30日入院した人で比べてみましょう。

入院29日の人・・・30万円

入院30日の人・・・60万円

同じような現象が60日、90日の付近でも起きます。

たった1日の違いで30万円も違ったら、あなたは平常心でいられますか?

デメリット③ 入院中の手術保障がない

ニューインワンは、入院中に受けた手術の保障がありません。

手術を受けるか・受けないかで、治療費の自己負担が違ってきますが、ニューインワンでは補えません。

ちなみに、外来で受けた手術は入院給付金の10%保障ありますが、限度は30回です。

入院日数は短くなっている=短期入院だけ備えればいい?【よくある間違い】

昔より入院日数が減ってるから、短期の入院だけカバーできればいいって言われたんだけど。

たしかに、平均入院日数は減っているので、半分当たっています。

しかし、保険の本来の目的は、起こる確率が低いかもしれないが、起こった時に金銭的に困る状況を回避するために加入するものです。

脳卒中や白血病、精神病など、入院が長くなる病気があります。

入院が長くなると自己負担も増えます。

しかも、仕事ができないので収入が減ることが容易に想像できませんか?

短い入院と長い入院、本当に備えるべきはどちらか、ちょっと踏みとどまって考えてみてください。

就労不能保険を考えている人は、解説記事を書きましたので、併せてお読みください。

>>就労不能保険について考える

保険料は安いからお得?【更新タイプは将来負担が増えます】

長期入院の備えが必要なのはわかるけど、保険料は安いから大丈夫 だよ。

そういった意見もあると思いますが、更新後の保険料を考えると割高です。

なぜなら、ニューインワンは10年更新タイプが主流だからです。

例えば、加入時30歳の男性の場合、保険料は次のように上がります。

加入当初10年1回更新後2回更新後
30~39歳40~49歳50~59歳
3,213円4,126円6,279円

2回更新するだけで、保険料が加入当初の2倍くらいになってしまいます!

終身保障もありますが、セット販売が主流なので、他の特約とごちゃまぜにして、10年更新で売られます。

なお、終身保険とセットだと、ニューインワンは終身保険の払込終了年齢までしか保障されません。

今の安い保険料だけで判断せず、支払う保険料の総額で考えてください

まとめ|日本生命「ニューインワン」はおすすめしません

日本生命「ニューインワン」は、正直おすすめできません。

なぜなら、本当に必要なときに保障が足りないからです。

  • 入院90日以上は増えない
  • 入院1・30・60・90日の4段階
  • 入院中の手術は対象外
  • 将来保険料は上がる【2倍になることも!】

いろんな保険をまとめて調べたいあなたは、資料請求してみてください。

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今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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