
埼玉県の新型県民共済に入ろうか迷っている。
どんな内容なのか知りたい。
こんな疑問を解消します。
- 埼玉県 新型県民共済の保障内容
- 埼玉県 新型県民共済 デメリット
- 埼玉県 新型県民共済 メリット
- 埼玉県 新型県民共済 をおすすめできない人

僕は保険関係に勤めていて、生命保険の支払を4年間経験しています。
あなたの自宅にも「青い封筒」が入っていたことがありますよね。
でも、中身を見ても細かい字がびっしり書いてあって、結局入ったほうがオトクなのか分からないことありませんか?
今回は、埼玉県の新型県民共済の保障内容について、解説していきます。
少しでも県民共済に入ろうか迷ったあなたは、最後までお読みください。
埼玉県 新型県民共済の概要

新型県民共済の概要は以下のとおりです。
- 加入年齢:15~64歳
- 共済掛金:月2,500円または5,000円
- 保障期間:80歳まで
新型県民共済の保障内容

- 入院
- 手術
- 高度障害
- 死亡
内容を一つずつ見ていきます。
入院共済金

けが、病気で入院した場合に受け取れます。
入院1日目から対象で、1回の入院につき120日が限度です。
手術共済金

けが、病気で手術を受けたときに受け取れます。
対象になる手術は、診療報酬点数の手術料が1,400点以上の手術に限られます。
ただし、以下の手術は約款上対象外です。
- 皮膚切開術
- デブリードマン
- 抜歯手術
- 骨または関節の非観血的整復術
- 非観血的整復固定術
- 非観血的授動術

対象外の手術は、どこの保険会社もこんな感じですね。
死亡、高度障害
亡くなったり、重い障害が残ったときに受け取れます。
重い障害は以下のような状態を指します。

ちなみに、3と4の「終身常時介護をようするもの」とは、次のことがすべてできない状態です。
- 食事
- 排便
- 排尿
- 衣服着脱
- 起居
- 歩行
- 入浴

「終身常時介護」は他の生保と同じような定義です。
一つでも自分でできる場合は対象になりませんので、非常に厳しい基準です。
埼玉県 新型県民共済のデメリット

新型県民共済のデメリットを解説していきます。
- ①:高齢期に保障金額が下がる
- ②:先進医療の保障がない
- ③:付けれる特約がない
①:高齢期に保障金額が下がる

ご覧のように、50歳、60歳、70歳、75歳のタイミングで保障金額が下がっていきます。
たとえば入院共済金は、最初は15,000円だったのが最後は3,000円です。5分の1になっていますよね。
②:先進医療の保障がない
埼玉県の新型県民共済には、先進医療の保障がありません。
一般的な医療保険には、オプションとして先進医療の保障があります。
また、埼玉県以外の県民共済にも、金額は少ないですが先進医療の保障はあります。
③:付けられる特約が少ない
埼玉県以外の県民共済は、以下のような特約があります。
入院保障やがん、特定の病気を手厚くする商品です。
埼玉県民共済は、非常にシンプルな設計にしていますね。
埼玉県 新型県民共済のメリット

- 掛金が安い(月2,500円または月5,000円)
- 掛金が上がらない

県民共済のメリットは掛金です。お手頃な掛金で、高くならないのは安心できますね。
埼玉県 新型県民共済のおすすめでない人

以上を踏まえて、埼玉県の新型県民共済をおすすめできない人を紹介します。
- 高齢期の医療保障がほしい人
- 先進医療の保障がほしい人
- がんが不安な人
- 入院や手術、死亡以外にも保障がほしい人

すでに他に保険に入っていて、サブ的に県民共済に加入するのはアリかと思います。
まとめ:埼玉県 新型県民共済は万全の保障ではない

埼玉県の新型県民共済は、圧倒的に掛金が安いです。
しかし、万全の保障ではありませんし、他県の県民共済よりも選択肢は少ないです。
前述のおすすめできない人に当てはまったあなたは、「こんななずじゃなかった」とならないよう、他の保険も検討することをおすすめします。
以上です。 最後までお読みいただきありがとうございました。