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偏ったニュースばかりでココロが疲れていませんか?【ファクトフルネスのすすめ】

偏ったニュースに翻弄されてる人
偏ったニュースに翻弄されてる人

テレビをつければ悪いニュースばかり、最近、悲観的になって疲れてきた・・・。

いい解決方法はないかな?

そんなあなたに、「ファクトフルネス」という著書をおすすめします。

本書は世界で100万部を超える大ベストセラーになっているんです。

本書の内容は、簡単に言うと、以下のとおりです。

世界の本当の姿を理解していない人が多いが、それは10個の本能による思い込みが原因

その本能を抑えれば世界を正しく理解でき、問題を解決したり、危機を回避したり、未来を予測したりできる。

10個の本能を抑えて、事実に基づいて世界を見ることがファクトフルネスである

本書を読めば、データに基づいて行動でき、煽りニュースやフェイクニュースに翻弄されずに、心穏やかに過ごせるようになります。

それでは、詳しく解説します。

『ファクトフルネス』の基本情報

ファクトフルネスの基本情報はご覧のとおりです。

基本情報

書名 :FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
著者 :ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
訳者 :上杉周作、関美和
出版月:2019年1月15日
出版社:日経BP社
定価 :本体1,800円+税

『ファクトフルネス』の要約

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ファクトフルネスの要約

ファクトフルネスを以下の3つに要約しました。

  • 要約① 思い込みをさせる10個の本能
  • 要約② 10個の本能を抑える習慣
  • 要約③ 事実に基づいて世界を見れば、人生に役立つ

要約①  思い込みをさせる10個の本能

本書では冒頭に13問の質問から始まります。

13問の質問とは「現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?」といった世界の事実に関する3択クイズです。

高学歴な人でも間違うそうで、正解率が3割以下の国もざらだったそうです。

なぜ人は世界を正しく理解していないのか」筆者は疑問をおぼえ、答えにたどり着きます。

その答えが以下の10個の本能です。

分断本能「世界は分断されている」という思い込み
ネガティブ本能「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
直線本能「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
恐怖本能危険でないことを恐ろしいと考えてしまう思い込み
過大視本能「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
パターン化本能「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
宿命本能「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
単純化本能「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
犯人捜し本能「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
焦り本能「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

要約② 10個の本能を抑える習慣

世界を事実に基づいて正しく見るには、 10個の本能に気づき、本能を抑える習慣を身に着けることが必要です。

本書では、本能に気づくことをファクトフルネスと呼んでいます

本能抑える方法
分断本能平均に惑わされず、大半の人がどこにいるか探すこと
ネガティブ本能悪いニュースのほうが広まりやすいことに気づくこと
直線本能グラフはまっすぐたけではなく、さまざまな形があることをしっておくこと。
恐怖本能リスクを正しく計算すること。リスク=危険度×頻度
過大視本能比較したり、割り算をしたりすること。80:20の法則
パターン化本能分類を疑うこと。同じ集団の中の違い、違う集団の間の共通項を探すこと。
宿命本能ゆっくりとした変化でも、変わっているということを意識すること。
単純化本能ひとつの視点ではなく、さまざまな視点で考えること。
犯人捜し本能何かうまくいかないときは、犯人ではなく、原因を探すこと。
焦り本能小さな一歩を重ねること。

詳しくは、本書を手に取って確認してください。

要約③ 事実に基づいて世界を見れば、人生に役立つ

10個の本能に気づき、それを抑える習慣を身に着け、事実に基づいて世界を見ることができると、心が穏やかになります

悲観的にドラマチックに世界を見るよりも、ストレスを感じませんし、気分も軽くなります。

『ファクトフルネス』の感想

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ファクトフルネスの書評

私のファクトフルネスの感想を紹介します。

  • 感想① ニュースに一喜一憂しなくなる
  • 感想② 自分の姿を映してくれる
  • 感想③ 各章のまとめだけでも読むべき

感想① ニュースに一喜一憂しなくなる

あなたは、毎日流れてくる芸能ニュースや、過度に誇張された報道を見て、自分には直接関係ないのに、一喜一憂したり、偏見を持ったり、憤ったりしていませんか。

無関心でいましょう、というわけではありません。

ファクトフルネスを実践すると、心が平穏になります。

感想② 自分の姿を映してくれる鏡

10個の本能があることを知り気づくことは、自分のチェックリストを持っているといえます。

チェックリストを持てば、世界の見方や認識、行動をチェックでき、あるべき姿に近づくことができます。

感想③ 各章まとめだけでも読むべき

本書は本文だけでも300ページ以上あります。

時間がない人は、各章のまとめだけでも読めば大丈夫です。

また、①各章のまとめを読んで、②気になったものから本文を読み始めるという読み方もよいと思います。

各章のまとめには本能に気づく方法とその抑制方法などが書かれています。

わかりやすくて、かつ、時短になりますので、ぜひ試してみてください。

『ファクトフルネス』を読むべき人

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ファクトフルネスを読むべき人

ファクトフルネスは、以下のような人にオススメします。

  • 世界を正しく理解したい人
  • ニュースに流されたくない人
  • 世界のいろいろなデータを見たい人

書評でご紹介したとおり、ファクトフルネスを身に着ければ、データに基づいて物事を考えることができます。

毎日流れてくるドラマチックなニュースに一喜一憂せず、平穏な心が保てるのです。

本書には国連のデータに基つくグラフや図がたくさん出てきます。むずかしく構えずにさまざまなグラフや図を楽しむのもよいと思います。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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