
初めて大勢の前でプレゼンや研修をする。
何に気を付ければいいか教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
本記事では、プレゼンで実践しているコツ、オススメの書籍を紹介しています。
僕は、仕事でプレゼンする機会は少ないのですが、ときどきプレゼンや研修をする機会があります。
これから紹介するのは、そんな急にプレゼンをやることになった人が、簡単にマネできるコツです。
最後まで読んでいただければ、プレゼンの不安が軽くなりますよ。
初めてプレゼンするあなたにも、きっとお役に立てる情報です。
僕が参考にしている書籍がこちら。
記事を読む前に購入したい!というあなたはこちらで手に入れられます。
目次
初めてでもできるプレゼンのコツ



僕が実践しているプレゼンのコツは5つ。
とても簡単ですので、初めてのあなたも必ず実践できます。
それでは一つずつ解説します。
①ジェスチャーを入れる



最も大事なのが、ジェスチャーです。
指を折るジェスチャーをすると、以下のような効果があります。
- 出席者の顔が上がる
- ポイントが整理されやすい
直立不動では、参加者によい印象を与えることはできません。
ジェスチャーといっても、欧米人のようなバキバキのジェスチャーではないので安心してください。
いたって簡単です♪
おすすめは、指折り。
例えば、「ポイントは3つあります。一つ目は・・・、二つ目は・・・、三つめ目は・・・」で、「〇つ目は」のことろで、指を折るジェスチャーをします。
参加者の顔が上がり、注目してもらえます。
②接続詞を言うタイミングで出席者を見る
常に出席者を見ることができれば、それに越したことはありません。
ただ、初めてだと、手元の資料やPCを見ることが多いと思います。
そんなときは、接続詞を言うタイミングで出席者を見ましょう。
「例えば」「しかし」「ところで」・・・など、言いいながら、会場を見るのです。
すると、ずっと下を向いているよりも印象が良くなります。
③出席者に問いかける



よくありがちなのが、ずっと資料を説明してしまうことです。
悪くはないのですが、ひたすら説明だけ聞かされると、聞いているほうは集中力が切れてきます。
問いかけ(質問)をいれると、参加者が頭の中で考えるので、集中力が保たれやすくなります。
例えばこうです。
「長期的に分散投資をして資産運用する方法として、NISA、積立NISAやiDeCoがあります。
皆さんの中で、NISA、積立NISAやiDeCoを始めた方はいらっしゃいますか」
※あなた自身も手を挙げるジェスチャーをすると、参加者に挙げてもらいやすいです。
▼参加者が積極的ではない場合の対処法
「皆さんの中で、NISA、積立NISAやiDeCoを、まだ始めていない方はいますか」
「この列の皆さんの中で、(以下同文)」
「皆さん」を限定してみるのもよい方法です。
スライドとスライドの「ブリッジ」を多用する



パワーポイントなどのプレゼンソフトを使う場合のアドバイスです。
次のスライドに移動するときに、「ブリッジ」を入れましょう。
目安は、できれば全体の8割です。
ブリッジを入れないと、以下のような弊害があります。
- スライドに操られている印象を与えてしまう
- つながりが悪くなり、理解が浅くなってしまう
例えば、介護保険の現状を説明するプレゼンで解説します。
まず、ブリッジを入れないケース。
スライドA
「 要介護認定者は健康寿命が終わる75歳あたりから急激に増加しています。 」
スライドB
「はい、こちらが介護の原因の内訳です。最も多いのは・・・ 」
ブリッジを入れると・・・
スライドA
「 要介護認定者は健康寿命が終わる75歳あたりから急激に増加しています。 」
(これがブリッジ→)では、介護状態になってしまう原因は何だと思いますか?
スライドB
「介護になる原因は、 男性は○○、女性は□□が多いんですね。 」
ブリッジを入れると、スライドとスライドの関連も分かりやすくなり、参加者の理解が高まります。
ブリッジを入れる目安は8割ぐらいです。
ちにみに、目安の8割は、こちらの書籍を参考にしています。
⑤プレゼンの最後に、全体のまとめ・強調したいことを伝える



「終わり良ければすべて良し」とよく言いますよね。プレゼンや研修も締めが重要です。
最初に聞いたことより、最後に聞いたことのほうが覚えていますよね。
すべて説明が済んだら、すぐ終わるのではなく、以下のようにまとめてください。
- 全体像をさらっと要点をまとめる
- 強調したいことをもう一度簡単に伝える
例えばこんな感じです。
「本日お話ししたのは、老後資金2,000問題の本質と、資産運用の考え方、運用方法です。 」
「繰り返しになりますが、複利効果や節税効果の恩恵をより多く受けるには、早く始めるほうが有利です。勇気をもって一歩踏み出してみませんか?」
そっけなく終わるのではなく、全体像のまとめ・強調したいことを伝えましょう。
参加者の頭の中が整理され、参加者の行動を変えられる可能性も高くまります。
テクニックだけでいいのか?【熱意が大切】



研修やプレゼンはテクニックだけでは乗り切れられません。
正確な情報や見やすい資料、十分な事前準備があって成立します。
そして、もっとも大切なのが熱意。
プレゼンの目的は、参加者の行動を変えることです。
いくら有益な情報であっても、伝える側の熱意がなければ、伝わりにくいですよね。
【まとめ】プレゼンのコツ5つ紹介 【初めてでも簡単】
今回は、初めてプレゼンや研修をするときのコツを紹介しました。
以下にまとめました。
- ジェスチャーを入れる
- 接続詞のタイミングで出席者を見る
- 出席者に問いかける
- ブリッジを多用する【目安は8割】
- 締めのまとめ&伝えたいこと
簡単&効果ありです。
ぜひ試してください。
最後に、本記事で参考にしている書籍をご紹介します。
本書は、ネタの収集~スライドの作り方、テクニックまで、プレゼンに必要なスキルが網羅されています。
これ1冊あればプレゼンを乗り切れます。
実際、僕も直前に読み返して、大変助かりました。
プレゼンで失敗したくないあなたは、手に取ってください。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。